異音の原因を特定する2つの質問
異音の原因を絞り込むには、まず「いつ鳴るか」と「どこから聞こえるか」を確認しましょう。
タイミング別:原因の絞り込み
ペダルを漕ぐときだけ鳴る
チェーン・クランク・BB(ボトムブラケット)・ペダル周りが原因の可能性が高いです。ペダルを漕ぐのをやめると音が止まる場合は、駆動系のトラブルです。
ブレーキをかけると鳴る
ブレーキシュー(パッド)の摩耗、リム・ローターの汚れや歪み、シューの角度ずれが原因の場合がほとんどです。「キーキー」音が続くなら早めの対処が必要です。
走行中ずっと鳴る(漕いでいなくても)
ホイール・スポーク・ハブ・フェンダー(泥除け)などが原因の可能性があります。タイヤに異物が刺さっている場合もあります。
段差を越えたときだけ鳴る
ヘッドセット(ハンドルの付け根)やサドル・シートポストのガタつき、リアキャリアのネジ緩みが疑われます。
音の種類別チェックリスト
「カチカチ」「コトコト」
- チェーンのコマが詰まっている → チェーン洗浄・注油
- BBのベアリング摩耗 → BB交換
- ペダルの緩み → ペダル締め直し(左ペダルは逆ネジ)
- ヘッドセットのガタ → 調整または交換
「キーキー」「ギーギー」
- ブレーキシューの摩耗・汚れ → シュー交換・クリーニング
- ディスクローターの汚れ → ローター洗浄
- チェーンの錆 → チェーン交換
- サドルレール → グリスアップ
「ゴリゴリ」「ガリガリ」
- BBのベアリング破損 → BB交換(放置すると走行不能に)
- ハブのベアリング摩耗 → ハブ調整または交換
- ホイールの歪み(振れ)→ 振れ取り
「シュー」「シュッシュ」(擦れ音)
- ブレーキシューがリムに擦れている → ブレーキ調整
- タイヤがフェンダーに当たっている → フェンダー調整
- チェーンがフレームに当たっている → 変速調整
自分で対処できる範囲
以下は工具があれば自分でも対処できます。
- チェーンへの注油
- 各部のネジ締め直し
- タイヤ・フェンダーの当たり確認
プロに任せた方がいいケース
BBの交換・ハブの調整・ホイールの振れ取りは専用工具と技術が必要です。無理に自分でやると悪化することがあります。また、異音を放置して走り続けると、走行中に部品が破損する危険があります。
「音はするけど原因がわからない」という場合は、サイクルラボの出張診断をご利用ください。その場で原因を特定して修理いたします。